デンマークのMaker Spaceを訪ねて! 〜第2回〜


今週一週間、学校が自由課題期間だった事もあり、近くの町、オーフスに行ってきました。オーフス(Aarhus)は首都コペンハーゲンに次ぐ、デンマークで2番目に大きな都市です。今回の目的はオーフス出身の友達に聞いたFab施設『GODSBANEN』を訪ねる事でした。

 

GODSBANENとは??

2000年まで貨物列車の倉庫として使われていた場所を、コンバージョンして、シアターや音楽スタジオ等として使われている、複合カルチャーセンターです。

 

fab-arhus01photo by Aarhus Wiki

 

 

その中には、金工、木工、陶芸、テキスタイル、レーザー加工機が各部屋、充実した設備で用意されています。1日、約500円の入場料で設備が使えるとの事でした。(レーザーカッター利用料は別途)

 

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メインエントランス

 

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金工室

 

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木工室

 

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レーザーカッター室

驚く事に、25mmの合板まで切れてしまうので、CNC作品例で見るような椅子もレーザーで作ってました。

 

おまけ

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ARoSと言う名の現代美術館。屋上にみえる虹色の空中回廊からオーフスの町を180°見渡す事が出来ます。景色にも色のフィルターがかかってしまうのが。。。

 

arhus02現在建設中の新図書館の設計は、schmidt hammer lassen architects。デンマークに拠点を置く建築事務所です。外観は完成してるので、あと少しな感じ。

 

 まとめ

このようなクリエイティブな、ものづくり施設の多くが、国のサービスとして運営されているのは、ものづくりが多くの人に必要とされている証拠。優れた北欧デザインを産み出すヒントが、この辺りに隠れているのかも知れない。
前回のコペンのfab施設訪問でも感じた事ですが、ものづくりしたと思った時に出来る環境がある事、それらが国のサービスである事が、羨ましく感じた1日でした。