デンマークのMaker Spaceを訪ねて! 〜第1回〜



せっかくデンマークまで来たんだからコッチのFablabを見学しない手はありませんよね!ってことで、ホテルから日帰りで行ける範囲の2カ所に強行訪問させてもらいました。

FabLab Copenhagen

 コペンハーゲン中央駅からバスで20分位のバルビュー地区にあります。Valby Kulturhusと言う、カルチャーセンターのような施設の4階に入っています。

 

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しっかり理解出来ているか不安ですが、こちらは市営のFablabのようです。アポ無し&適当な英語と言う失礼極まりない私に対しても、スタッフの方が丁寧に施設を案内してくれました。FabLabのOpenな繋がりって素晴らしいですね!と再認識した次第です。

 

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びっくりした事に、この施設は誰でも無料で自由に使う事が出来ます。他所から来た私にも『使いたかったら今から使ってもいいよ』って。
こういう所は、さすが市民へのサポートが手厚い国!!
設備は3Dプリンタからミリングマシン、電気工作系など一通り、横の部屋では陶芸も出来るようでした。

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FabLab TI

次に列車で30分揺られ向かったのは、デンマーク・テクノロジカル研究所(Danish Technological Institute)と言って、様々な研究所の複合施設の一部にFabLab TIが入っています。

 

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こちらには当日の朝、Facebookでコメントを送ったのが功を制したのか分かりませんがマネージャーに案内をして頂きました。ここも、無料で市民のアイディアを具現化するサポートをメインにしていました。

 

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ここで気になるのが、どうやって運営してるの?てこと。答えは母体が、イノベーターの為のコンサルティングを行う団体(opfind.nu)で、その為にデジタル機器でプロトタイプの作成も行っているようです。

 

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実施例を見せて頂き、これも当時学生?からの問い合わせで、安価な注射針を外す機部のアイディアを一緒に開発したとの事でした。
 

まとめ

FabLabは国を跨いだ大きなムーブメントだと感じました。そして、言葉の壁はあるにせよ、どこぞの者か知らない私に対しても、同じ話題で熱く対話が出来る事が何よりうれしく感じました。

今後もデンマークや北欧他国のMaker Spaceを訪ねていきたいと思います。