デザインリサーチに役立つインテリアデザインWebサイト
デザインを考えるとき『無から有を生み出す』のはことは、至難の業です。もちろんデザイナーであっても、事前にデザインリサーチは必須なわけです。
あなたが家具屋の店主だとして、お客に『アンティークなんだけどシンプルな腰掛けデザインしてください!』って言われて、あなたに知識や経験がなければデザインを生み出すのは難しいはずです。 そこで、私が設計事務所時代にデザイナーとして、初期段階に行っていた大切な作業、それは、
参考資料から新たなデザインイメージを創造する事です。
どのような雰囲気のデザインにしたいか、クライアント(お客)との話し合いを通じ、参考資料集などからヒントを得て、デザインイメージを創っていきます。この作業によって、モヤモヤしていた完成イメージを共有でき、その後ブレの少ないデザインをする事が出来るのです。 そこで今回は、セルフリノベをする人々にとっても大切になる初めの第一歩を紹介しようと思います。
完成イメージの基礎 『デザインリサーチ』
実際に私がデザインを考える初期段階で行っていた作業は誰にでも、しかも無料で出来るんです。それは自分の好きなイメージ写真や映像をインターネット上から集めてくることです。ただひたすら、もう一日中、目が真っ赤になるほど、世界中の情報を調べるなんて事もありました。 ただこれってすごい効率がよろしくないと思いませんか? なので今回はインテリアデザインに関する、とっても参考になるWebサイトを紹介します。
houzz
なんと言っても写真のクオリティが高いので見ていて楽しく、その上カテゴリーから部屋の用途別表示が選択できる優れものです。
Design rulz
遊び心があって楽しくなるようなデザインのヒントがいっぱい詰まっています。
dezeen
王道中の王道ですが、毎日更新される最新デザインが見れます。私の居た事務所のデザイナーほぼ皆、チェックしていたぐらいです。
designboom
前述のdezeenと並んで有名なデザインマガジン。発想豊かな事例が多く見ていて楽しいサイトですが、膨大な情報量の為、時間を忘れてしまいます。
pinterst
使っている方も多いと思いますが、これも本当に便利ですね!自分の好きな画像をピン(リスト追加)すると、その画像に関連したイメージを表示してくれるので、仕事が早いです。
まとめ
まずは上記等のサイトから、自分が好きだと感じるイメージ画像を集めて、ストックしましょう。沢山集まれば集まるほど、判断する目も肥えてきますし、後々の検討材料になるはずです。次のステップでは、これらを使って完成イメージの方向性を決める作業に入っていきたいと思います。