DIYインテリア＆セルフリノベーションに関する新ビジネス５選
インテリアやセルフリノベーションに関する情報を調べていると、新しい視点のプロジェクトを多数、発見します。それだけ社会のニーズが多様化している証でもあると思います。そこで最近、私が気になっているプロジェクトを、勝手に選んで紹介したいと思います。
メゾン青樹
カスタマイズ賃貸の第一人者として知られる青木純さんが代表を務める不動産賃貸会社。取っ掛かりとして、入居者自身が好きな色や柄で壁紙を選び、彩ることができる賃貸住宅を提供し、セルフリノベーションを促進させるシステムを作りました。暮らしを豊かにする、素敵なで熱い想いはTedで見る事が出来ます。
モクチン企画
昔ながらの木造賃貸アパート（モクチン）に対し『モクチンレシピ』というデザインツールを通じ、再生を目指す企画。賃貸契約に困窮するモクチンオーナーに対し、予算付きのリフォームのアイディアが詰まった『モクチンレシピ』を提供し、一緒に再生をサポート・お手伝いしている会社です。現在増え続ける”空き家問題”に対し、面白い対策の一つだと感じました。
MakeT
DIY初心者でも作れるデザイン家具を販売するプロジェクト。このプロジェクトでは、素人では難しい加工を施した材料がキットで売られ、組み立ては購入者自身で行います。発案者である建築家・谷尻さん自身が、家具を作ったときの”楽しい”体験から、DIY家具を通じた「クリエイティブ」で生活を豊かする事を目指します。もちろんラインナップ全てにおいて、デザイン性も両立している点は、さすが谷尻さんって感じです。
合板研究所
デザイングループの『DRILL DESIGN』と家具職人チームの『フルスイング』による、合板を主軸にしたプロジェクト。合板の可能性を広げるべく、合板そのものをデザインするワークショップからスタートし、木の代わりに色紙を積層したPAPER-WOOD等を生み出しています。前回、当ブログで、ホームセンターで買えるDIY用の板材料ー合板のまとめで合板に関して紹介しましたが、このような試みで、セルフリノベーションの可能性も広がりそうです。
Mt masking tape
工業用テープ専門店であったカモ井加工紙が運営する、新しいマスキングテープを製造、販売するプロジェクト。今までは脇役であったマスキングを、カラフルな色柄にデザインする事で、インテリアの演出等にも広く使えるツールまで昇格させました。今では多数のデザイナーやアパレルメーカーとコラボレーションして、ますますライナップが増えると同時に活躍できる場が広がってきています。
まとめ
いかがでしたでしょうか？日本国内だけでも更に多くのセルフリノベーションをサポートするビジネスがあります。今回紹介した５つのサービスは『自分たち自身で、暮らしを豊かにする』という点で共通しています。この潮流を今後も注目していきたいと考えています。
